大手通信キャリア3社の株は今買うべきではない
こんにちは、株式投資初心者のMKです。今回は、大手通信キャリア(NTTドコモ, KDDI, Softbank)の3社の株式状況について調査してみたいと思います。
コロナウイルスの関係で2/24-2/28に日経平均が大暴落したので、狙い目の株があると予想していますが、一体どうなっているのか調査してみました。
今回は数字だけ調査いたしましたが、結論としては買うべきではないと判断しております。
NTTドコモ
基本情報
- 証券コード:9437
1週チャート
やはり、2020/2/24-28週にかけて暴落していることが分かります。ただし、最終日2/28には反発があり、巻き返しております。
1年チャート
1年単位で見ると、2020/10/30時点と同じ株価であることがわかります。消費税増税のタイミングと同じ程度の株価まで落ちていることがわかりますが、消費税増税後から株価暴落前までの株価が高すぎたと考えるのであれば、まだまだ下落の可能性は十分にあります。まだ、買うタイミングではないと判断しています。
5年チャート
5年単位で見ても、株価はまだ高い値であることがわかります。2019/4/8時点では2,257円まで落ち込んでいることから、このまま2,600円まで割れこむことも十分に想定できます。
10年チャート
10年単位で見ても現在の株価は十分に高く、近年ではまれにみる株価高騰の時期だったことがわかります。2012年から右肩あがりに推移し、2018年11月時点で一気に暴落しています。この時は、どうやらNTT docomoとKDDIが新料金を発表したタイミングのようです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-01/-14
結論
株価が大暴落した現在でも、NTTドコモの株価は近年まれに見る高い水準であり、今が買い時というレベルではないという結論に至りました。
KDDI
基本情報
- 証券コード:9433
1週チャート
NTTドコモと同様に2020/2/24-28に大暴落していますが、2/28時点で反発しているチャートとなっております。
1年チャート
1年単位でみても、2019年8月初旬の2,629円時点に比べても、2/29現在の3,058円時点の株価はやはり高い水準となっております。
5年チャート
5年単位で見ても、まだまだ水準よりかは高い状況です。2,800円を割ったら購入を考え始める時期ですね。
10年チャート
10年単位で見てもやはりまだ水準より高いという状況。KDDIの株は、この5年間くらいは3,000円前後で推移していることがわかります。そのため、現在の3,058円は特に安いわけではなく、まだまだ下がる見込みも十分にあります。
結論
株式が下落しているとはいえ、まだまだ高水準。非常に優良な企業であるが、現時点の購入は断念。
ソフトバンク株式会社
基本情報
- 証券コード:9434
1週チャート
NTTドコモ、KDDIと同様にこの1週間で下落しています。2/28に3社とも少し巻き返している状況です。
1年チャート
1年チャートで見ると、今の株価は最も安く買い時のように思われます。
2年チャート
一方、2018年11月に上場したばかりであり、判断不能な状態です。1,300円前半まで落ち込んだら買い時だと判断しております。
結論
上場してから2年程度しかたってないので株価だけでは判断できない。IR情報を見ながら、今後の成長を判断すべきである。
まとめ
大手通信キャリアの株価だけを見ましたが、今のところまだ高水準であり、決定的な買い時というわけではないと思います。落ちたナイフは拾うなの格言通り、まだまだ様子見すべき状況だと判断しております。